2010年6月6日日曜日

回復コンソールの謎 - Windows XP

Windows XPが正常に起動できない。あるいは、Windows XP がセーフモードでも起動できない場合に、たとえば、Windows XPのインストールCDを用意できたとします。ネット上にはこの手のTipsは山のように存在するので、なんだ、こんなコマンドがあったのか・・・とか調べてみると「bootcfg・・・」のようなものとか、mapコマンドで最初に確認してみるとか・・・。

ところが、いざ書かれているようにやってみても、うまくいかないことがほとんどなんですね。
あきらめて、まず「chkdsk」のようなこともやってみたり・・・。場合によっては、リカバリの領域からうまく起動できることもありますが、そもそもリカバリの領域をもっていないパソコンもあるわけです。

つい最近、「\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM」が存在しないということで、
回復コンソールでのお決まりの作業で、「どのWindowsインストールにログオンしますか?」のあと、「1」を選んで、「Administrator」のパスワードは設定していないので、ここでは空白のまま Enter を入力しました。このあとは通常、map、bootcfg、chkdsk といったコマンドを入力していくのですが、今回は、exit と入力して回復コンソールをいったん終了しました。するとどうでしょう!! 最初の systemがどうのこうのといったメッセージが出ないばかりか、通常のWindows XPが起動できました。そのあとはまったく何事もなかったように起動できています。想像するに、Cドライブ(起動するドライブ)の空きが極端に少ないときにこのようになる場合があるようです。ただ、初心者が、起動しないパソコンのCドライブの空きを増やすのはあまり簡単ではないかもしれませんが。